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機種別オススメ タイトル 

ゲームボーイアドバンス な~Z

ハテナサテナ [ハドソン PZL]

僕らの太陽 [コナミ 太陽ACRPG]

追加予定 マザー3 [任天堂/ブラウニーブラウン RPG]

*メトロイド ゼロミッション [任天堂 2DACT]

*メトロイド フュージョン [任天堂 2DACT]


ハテナサテナ [ハドソン PZL]

ハテナサテナ

 グレコとネギが可愛いんですよね。これのカプセルトイが出たら当たるまでコイン投入しかねないキャラですよ、これは。グレコとのやりとりがまた…途中なんかちょっとやるせない気持ちになっちゃって、やめようかと…。その後にネギを選ぶと心が明るくなるというか…。

 パズルゲームなのに出だしからなにを言ってんだ、と思われた方もいるでしょうが、なんというか、キャラが良すぎて一番のウリにしてもいいくらいなんですよ。メイドインワリオの忍者姉妹くらいの可愛さがあります!(別にいやらしい意味ではないですよ!)

ハテナサテナ ハテナサテナ
(左)問題画面。色と数字をヒントに解く。(右)ネギ。ストーリーが泣ける。

パズルの概要はピクチャークロスワードに色をプラスした内容、以上。といっても、ただの焼き直しじゃありませんよ。ちゃんと遊べる内容で、「マリオのピクロス」よりもだんぜんおもしろい。色は最大で8色。問題の絵柄はかなり簡略化されているので予想して塗りつぶすのは難しく、ちゃんと考える必要があるのが良いところ。ピクロスとは少しルールの違うところもありますが、ルール自体は簡単ですんなり入れるのも良いところ。マスが増えると全体が把握できないのはちょっと疲れますが、問題数も多くて大満足の一本。

進めていくと「てくてくエンジェル」と「ゲッターラブ」の問題が追加されます。ハテナサテナとどれだけのユーザーが被るというのか(笑)

[05/2/22]


僕らの太陽 [コナミ 太陽ACRPG]

 スケルトンで若干大きいカートリッジ、実はこれ太陽光検知センサーが搭載されており、実際の太陽の光を武器のエネルギーに変えるというゲームシステムなのです。

 本作はトップビュータイプのアクションRPG。本作のプロデューサーは小島秀夫監督ということで、メタルギアのようにこっそり侵入し、敵を隠れてやりすごしたり、後ろから倒したりするのが正しい遊び方。さすがにトップビューなので緊張感こそありませんが、全体を把握できるゲーム的な楽しさがあります。

 そして、操作キャラのジャンゴの武器が銃であり、その銃に太陽エネルギーを充填し、アンデッドやバンパイアなどの敵を倒していくのです。なんたってバンパイアは太陽が苦手ですからね、太陽光を利用するという一見面倒くさいシステムですが、この設定のおかげでプレイヤーを納得させてくれるのです。

 一応夜でも遊べるには遊べますが、夜は敵が強くなったりしますし、なにより太陽光がちゃんとセンサーに当たってないとボスを倒せないようになっているのです。

 もちろん太陽の光さえあれば家の中でもプレイ可能ですが、そこは作り手の思惑を汲み取って外でやるのがプレイヤーのマナーってなものじゃないでしょうか。7月半ばという夏休み直前の発売日、ずっと太陽に当て続けていると武器がオーバーヒートするといった熱中症を気遣う心配り、さらにGBA及びSPの液晶はバックライトではないので太陽光下でも見やすい、、、とにかく外で遊ぶことを考慮されたゲームなのです。

 携帯機好きゲーマーなら是非プレイを。

[06/3/25]


マザー3 [任天堂/ブラウニーブラウン RPG]


メトロイド ゼロミッション [任天堂 2DACT]

メトロイド ゼロミッション 
タイトルでは不安を煽るジングルが流れる。

 ファミコン ディスクシステムのリメイクなんですが、僕はオリジナルをプレイしたことがないばかりか、実は初めてのメトロイドが本作。正確に言えば、小学生時にGBの「II」を少しだけ触ったことはありましたが、即行で止めたのでノーカンということにしておいてください。あ、SFCの「スーパー」発売当時、広告に載っていたワゴンセールを目当てに、友達と一緒に遠くの店まで自転車を走らせて買いに行ったら売り切れていて悔しい思いをしたのも思い出しました。あの頃は新聞の広告を見るだけで楽しかったなぁ、、、。

メトロイド ゼロミッション
 降り立つサムス、格好良い。

 赤いパワードスーツを身に着けたサムスは凄腕のバウンティハンター、メトロイドという危険宇宙生物を悪用計画している宇宙海賊を殲滅する依頼を受け、宇宙海賊の基地へ潜入する、というストーリー。

 迷路のように入り組んだ基地内を探索しながらクリアを目指す2DACTで、マリオのようにゴールで区切られていませんが、主人公サムスの能力向上によって侵入可能場所が広がっていく、という塩梅。人工物と自然物がからみ合った圧迫感あるステージを探索、敵を排除、ボスを撃破するのですが、探索の試行錯誤で行ったり来たり繰り返すところは好みの別れるところでしょうか。まさしく本作の楽しい部分は、能力アップアイテムや隠し通路を「探す」ということに集約されているので、自分で探し出すことに達成感を覚える人には間違いなくお勧めできるゲームです。

メトロイド ゼロミッション メトロイド ゼロミッション
(左)かなりパワーアップした状態。 (右)ボール状態となれば狭い隙間を進める。

 オリジナルからの追加要素については、敵宇宙船からの脱出という場面が追加されており、ここではパワードスーツも無く、頼りない小銃1つで身を隠しつつ進むスニーキングミッションとなることでゲーム性ががらっと変わり、最後の締めとして良いアクセントになっています。

 ちなみに本作のCMはこの脱出場面を実写で再現しており、ボディラインあらわなぴっちりスーツ(ゼロスーツ)を身に着けた森下千里さん演じるサムスが、狭いダクトを四つん這いになって進むという、あからさまに狙ったCMだったのです。正直言って、本作が僕の初メトロイドになった理由の一つ、いや、大半かもしれない。

 、、、オリジナル発売時はサムスの正体は性別からしてシークレットであり、エンディングで初めてわかる、という演出だったそうですね。本作発売時には既に金髪美人であることがある程度知られていたのでどうしようもないのですが、できればその演出でびっくりしたかった、というのは新規メトロイドプレイヤーの愚痴です。

[2018/3/1]


メトロイド フュージョン [任天堂 2DACT]

メトロイドフュージョン

 SFCの「スーパーメトロイド」(以下SM)から9年、長い期間が空いたからなのか、主人公・サムスの姿が従来の赤くてスタイリッシュなパワードスーツから、青く有機的なフォルムへイメージチェンジで仕切り直し。

 姿だけでなく、従来の広く入り組んだステージを自由に探索するスタイルから、擬人格を持ったスターシップのコンピューターから行き先を指示されて行動するスタイルへ変更されたことで、遊びやすくなった反面、メトロイドらしさが削られたところもあります。

メトロイドフュージョン
行き先を指定される。コンビューターの口調が偉そう。

 行き先を指示されることに対して急かされるような窮屈感はありますが、パワーアップアイテムや隠し通路を探し出す面白さは変わらない、どころか「ゼロミッション」(以下OM)よりも難しかったくらいですね。ボス達もなかなかに強敵揃いでアクションゲーマー向けと言えるでしょう。

 とまぁ、従来のシリーズとは多少毛色の違う本作ですが、最大の特徴はなにかというと、サムスのモノローグですね。これまでは喋らない演出だったサムスでしたが、本作では、主に擬人格コンビューターへの思惑をプレイヤーに語りかけるように長文で心情を綴ってくれます。謎めいたキャラだったサムスの人物像がかなりわかってくるのですが、僕としては、サムスの性格等は想像したこともなかったので、ちょっと面食らった感じですね。二次創作に思えてしまうというか。

メトロイドフュージョン メトロイドフュージョン
(左)多様されるモノローグ、(右)今作の敵であるスライム状のX、ぐにゃぐにゃと不定形。

とは言え、このサムスのキャラ付けが、ゲーム最終盤でのコンビューターとのやり取りによる盛り上がりに拍車をかけることになるので、キャラ付けは必須だったことがわかります。その内容はもちろんネタバレになるので詳細は書けませんが、この演出により、自分のなかでGBA屈指のタイトルとして記憶に残ることになりました。

ストーリーとしては後発のWii 「アザーM」(以下OM)の後であり、OMでの重要人物がモノローグの中心となる為、可能であればOMをプレイしてから本作をプレイしてほしいところです。

[2018/3/1]


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