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機種別オススメ タイトル 

ニンテンドーDS な~Z

ブラック・ジャック 火の鳥編 [セガ/元気 マンガADV]

ブリーチDS 蒼天に駆ける運命 [セガ/トレジャー 2D格闘]

ポケットモンスターパール [任天堂/ポケモン/ゲームフリーク RPG]

マリオカートDS [任天堂 RCG]

メテオス [バンダイ/Qエンターテイメント 打ち上げPZL]

メトロイドプライム ピンボール [任天堂/FUSE GAMES ピンボール]


ブラック・ジャック 火の鳥編 [セガ/元気 マンガADV]

 ブラック・ジャックと火の鳥、これらの有名タイトルがどうくっついているかに興味を持ちつつ始めると、まずタイトル曲が格好良い! ピアノを基調にアップダウンがあって、影のある大人の格好良さというか。グラフィックの線や色使いも原作に忠実で、アニメと同じボイス(大塚明夫氏、津村まこと氏、伊倉一恵氏等)も入り、こりゃBJファンどころか手塚ファン全員に大プッシュしたい、のですが、後述の手術パートがネックになるかも。

 ストーリーは、原作でも語られたBJの過去(地雷による体の傷と母親の死について)をきっかけに、原作の話と多くの手塚キャラを絡ませたオリジナルストーリーで展開していきます。火の鳥に結びつけるくだりはやや強引なところもあるものの違和感はそれほどありません。コスモゾーンである火の鳥と、あくまで人間であるBJの対比は上手く描かれていて良い感じ。

 ゲームはテキストADVと手術パートが交互にあり、手術では漫画になって話が進みます。プロデューサーのゾルゲール氏曰く『「マンガ」をそのまま活かし、DSのタッチペンで、コマを読み進めるように遊べるゲーム!』。

 ただ、手術時は次々と出されるコマンド(線や円等の形をなぞる)やミニゲームを患者の体力のあるうちにこなさなくてはならないので読んでる余裕はありません。さらにコマンドが失敗すれば患者の体力はどんどん減っていくので焦る。上手くなぞるとコンボが繋がり高得点に。

 ま、BJにかかれば難手術なんて楽勝!サクサクこなしましょう…いや、無理。私はどうしても円でコンボが途切れる。まぁそういう時のために補助アイテムがあって、それら使えばなんとかなる(コマンドを飛ばす、体力回復等)のですが。しかし手塚先生はフリーハンドで真円を描けたとう逸話がありますし、自分がしょぼいだけなのか、、、。BJ先生も手塚先生もすごいということで納得。

[08/1/4]


ブリーチDS 蒼天に駆ける運命 [セガ/トレジャー 2D格闘]

 最初に言っておきます。近年格ゲーでは稀に見るバランスの悪さです。そういう意味ではクソゲーと呼べるレベル。

 今回はバランスについて一言。トレジャーのゲームはキャラやステージのバランスが悪くてもファンはけっこう寛容です。なぜならトレジャーのゲームはキャラを操作していてバツグンに面白いからです。それだけでゲームとして傑作なわけで、バランス云々なんて二の次だと考えています。なので本来ならこのレビューも褒め言葉で埋まります。しかし、ユーゲーの下記インタビューを読むと、どうしても突っ込みたくなるというもの。

 ユーゲー12月号でトレジャー特集があり、前川社長のインタビューも載っていました。抜粋すると、「対戦ゲームは操作感とキャラのバランス等の作りこみで決まってしまう部分がありますから、これからが本当の勝負ですね。」もちろんこれは当時開発中のブリーチDSについてのものです。これを読んじゃうとバランスに期待しますよ、そりゃ。霊符システム(タッチパネルを使って様々な特殊効果が使用できるが強力すぎる効果も多数)も色々爆弾かかえてますけど、肝心のキャラ&技バランスがちょっと、いや、かなり甘かったかな、と。

 意図的なキャラはいいとして、Wi-Fiで顔が見えないのをいいことに強キャラ&一辺倒の戦略ばかり使ってこられると正直飽きます。しかもそういった奴に限ってこちらが勝った瞬間に接続を切ったりして。マリカーの時も思いましたけど、これに対してペナルティーくらいあっても良さそうなもんですけどね。とにかく強キャラには対策をきっちりしてないと対応できず、結局対戦人口を減らしているんですよ。

 また本作は2Dでは珍しく手前と奥にライン移動ができるのですが、ライン移動攻撃が無いのをいいことに逃げ回られると、一部のキャラ以外は対応できないのも不満。キャラ性能云々の問題以下。これは「餓狼伝説」という良い手本があるので導入してほしかったところ。とりあえずバランス関係は最悪。これはもうかばいようがないです。

 で、こっからはべた褒め。とにかくWi-Fi対応万歳! 操作感はいわずもがな、ストーリー、収集要素、モード、キャラなどがとにかく多く大満足。『原作知らない』僕がこれだけ褒めるんですから間違いないです。ひとえに操作感覚がすばらしいおかげでしょう。そこはさすがトレジャーでした。Wi-Fi 出来る人にはマジでおすすめ。

[06/3/4]


ポケットモンスターパール [任天堂/ポケモン/ゲームフリーク RPG]

 ポケモンってボリュームは上がっても基本は変わりませんね。それが良いやら悪いやら。

 まずは悪い点。相変わらずテンポの悪い戦闘。育成に戦闘回数をこなすシステムをとっていながらこのテンポの悪さは面倒くさい。そしてストーリーや展開も相変わらず捻りがなく単調。でもいろんなマイナス部分があっても、集めて育てる自分がいたりします。やはり収集・交換・対戦がおもしろくてなんぼのタイトルですから。たとえ周囲に仲間がいなくてもネットがあればノープロブレム。ネット交換・対戦はもちろんとして、交換条件をネットに提示しておけば交換が成立していたり、強いプレイヤーのデータをダウンロードして疑似対戦までできちゃいますし。

また、固体ごと(種類ごとじゃなく)に性格等を取り入れてポケモンの個性に幅をだしたおかげで、プレイヤーの個性にもつながっているのが良いですね。ただ、こだわればその 分育成に時間がかかり、先述のテンポの悪さが目につくのが残念。

 次回作があればフリーシナリオにするとかマンネリ解消をお願いしたいです。

[07/5/27] 一部訂正[07/7/27]

 話はDSを離れますが、Wiiのポケモンバトルレボリューションの話も少し。

 本作はバトレボと連動することで一気に対戦の環境が広がります。DSのみの場合との一番大きな違いは、世界中のプレイヤーとランダムで対戦できること。DSではフレンドコードを交換したプレイヤーとのみ対戦できましたが、バトレボでは全く面識のない海外プレイヤーとも熱い対戦ができるのです! 日本人とは一味違うポケモンの選出や戦法に刺激され、さらなるモチベーションとポケモン戦術の向上を促してくれるんですよ!

 さらには美麗な3Dグラフィックによるバツグンの迫力と、場を盛り上げる実況により、毎日のよくある対戦があたかも大会に参加しているような臨場感を与えてくれ、ポケモン対戦の魅力にどっぷりと漬かれますよ!


マリオカートDS [任天堂 RCG]

 Wi-Fiですよ、わいふぁい。世界を相手に対戦三昧。

 いつものマリカーなんですけど、N64よりもコースもアイテムもカートもキャラも多い上に、今回はミッションランという練習モードも搭載されていてスキが無い作り。すばらしい。皆でワイワイ対戦するのがこんなに楽しいソフトはそうはない。弟の分も含めて2本買いました。

 でも残念ながら不満点もあるんです。一番気になったのは対戦モード。オフラインは問題無しどころか大満足。ただオンラインではグランプリのみっていうがのさみしいですね。それとオンラインだとカートの重量が関係ないような。

 というわけで皆さん対戦を楽しみましょう。くれぐれもオンラインで切断はしないようにしましょう。ちなみに私は「tsuba」で対戦しておりますので、見かけましたらよしなに。

[06/1/3]


メテオス [バンダイ/Qエンターテイメント 打ち上げPZL]

期待してただけあって、長~く楽しめそうです。制作は桜井さん(カービィ、スマブラ)と水口さん(Re'z、スペースチャンネル5)の共同制作。

見た感じ落ちモノですが、連続してたくさんのパーツ(メテオ)が降ってきます。それを同模様で縦か横3列にくっつけると打ち上がるので、それを繰り返していくんです。このゲーム自体のおもしろさはやってみて初めてわかると思うので、一番良いと思うところをピックアップしてお届けします。

このゲームの一番良いところは3分前後で終わるように難易度調整してあるところだと断言します。もちろん、プレイの最初はゆっくりした展開で、スコアが上がっていくとスピードアップしていくのは今までのPZL通り。ですが、3分くらいでゲームオーバーになることが多く、しかもそれは狙ってそういう仕様にしたらしいことを雑誌のインタビューで読みました。この3分が本当に調度良い時間。もう一度、というやる気を継続させてくれる間隔なんですよ。

そしてその繰り返しやった時間(=メテオを打ち上げた個数)は有効利用され、合成室というところでいろいろなものを作る事ができるのです。その作ったものはコレクションアイテムだけではなく、ステージである惑星が増えるとか、実際に遊んで楽しめるのが嬉しい。

とにかく長く楽しめる仕様ですからして、これ1本でDSの(たぶん)半永久稼働が約束されるはずです。DSもってるならマストアイテム。オープニングムービーもすごいですよ。

[05/8/13]


メトロイドプライム ピンボール [任天堂/FUSE GAMES ピンボール]

 任天堂はなぜかピンボールを定期的に投入してきますね。制作はマリオピンボールと同じFUSE GAMES。

 まず、ピンボールでのミスといえば下に落とすことですが、本作にはもう一つミスになる条件として、「体力」があります。ボールとなるのはサムス自身で、敵の攻撃を受けると体力が減り、無くなると1ミス。これのおかげでとにかくボスとの戦闘が熱い! ボスもサムスに攻撃を加えてくるもんですから、単純に攻めているだけでは体力が無くなってゲームオーバー。

 雑魚を倒すと出てくる回復アイテムを回収しつつ、狙いをつけてスキをついてボール(サムス)を弾くんです! もちろん雑魚も攻撃してくるので油断はできません。特にメトロイドがうざい!

 さらに同梱の振動カートリッジを装着することで戦闘の臨場感アップ。ピンボールオブザデッドと比べると断然敵と戦っている感が強い。特にラスボスとの戦闘は緊張感と焦りが入り混じって大興奮! よくここまでメトロイドの雰囲気を残しつつピンボールに落としこめたもんだと感心しきりです。まぁプライムはしたことないんですけどね、、、。

 もちろん、ピンボールゲーム定番のマルチボールや多彩なギミックも盛り込まれており、飽きずに延々とサムスを弾き続けたくなる。しかも2画面で全体を表示しているので、全体を把握し辛いという従来の携帯機の欠点も無くなりました。さらには台ごとのハイスコアやボス戦タイムアタックモードまでついていてモードも充実。台の少なさもこれで帳消し。もうピンボールはこれ1つあればお腹一杯。

[07/9/15]


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