小1の息子でも遊べるっしょ、なんてノリでWiiUのダウンロード版を購入。僕自身はカービィをずっと遊んでなくて、それこそゲームボーイではまった1と2まで遡り、3DSの「3Dクラシックス 星のカービィ 夢の泉の物語」をちょこっと遊んだ程度。要はSFC以降のシリーズは未経験だったので、Wii版の進化に驚いた！、、、とはならず、逆にその変わらなさに驚き、すんなり復帰できましたね。とはいえ、カービィ初体験の息子はくせのある操作に最初は苦戦していたものの、すぐに慣れたようで、数カ月はずっとカービィばかり。さらに3DSの「すいこみ大作戦」「ロボボプラネット」を遊び込む程のカービィ好きになりました。子供時代の僕と現代の息子、カービィのなにがそこまで子供心を掴むのか。

　さて、カービィと言えば、敵を吸い込んで変身し、その敵の技を使うことができるのが特徴ですが、本作でコピーできる技は20種類以上。道中では攻略の関係もあって、特定の敵しか配置されていませんが、ゲームを進めると拠点で色々変身できるようになり、ステージに持ち込むことも可能。技の使い勝手にはかなり差があるのですが、そのおかげでそれぞれ個性的ともいえるので、気まぐれで変身するのも楽しかったり。

　そして、今作は4人までのマルチプレイも可能。しかも1P以外はカービィ、デデデ大王、メタナイト、ワドルディから選べるうえに、いつでも参加・離脱が可能。マルチプレイだと単純に難易度が下がり、攻略も簡単。まぁシングルプレイでも基本的には易しいのですが、ドタバタとした派手なギミック、軽快でノリの良い音楽、そして飽きにくいコピー能力と言い、ここら辺が子供受けするところでしょうか。

　スイッチの「スターアライズ」を最後に、方向性を変えるとの話もありますね。しかしゲーム性を変えてもカービィという子供が楽しめるブランドは守らていくはずなので、今後も子供に買ってあげれば間違いないゲーム候補であり続けるんだろうな、などと考えながら今は「スターアライズ」を遊んでおります。
[2018/9/11]