ゲーム万場


機種別オススメ タイトル 
リトルマスター 虹色の魔石 [徳間書店インターメディア/ツェナワークス SLRPG]

リトルマスター

あまり知られていないシリーズなんですが、私はかなり贔屓にしてるタイトルです。しかしどうやらもう続編は出ないようですね。でももういいかげん諦めました。いつか復活するだろうと思いつつ10年たっちゃいました。でも、あのマザーでさえも続編の動きがあるのでもしかしたら・・・100%ないですね、わかってますよ。いい加減無意味な期待はやめにします。だいたいいまさらポリゴンなんかで作られた日には幻滅確定なので。
ちなみに、SFC版の前にGB版(もちろん白黒)が2作発売されています。

リトルマスターシリーズの魅力はなんといってもキャラ。
プレイヤーサイドでは、リイム(勇者)、モーモー(格闘家)、タムタム(僧侶)というキャラが通して出てきますが、この中では特にモーモーが魅力的。ミノタウロスといやつです。戦闘では真っ向から敵に突っ込ますことのできる頼れるユニット。
そしてこのシリーズではモンスターキャラに力が入っていて、ゲーム制作の大半のエネルギーは敵キャラに注がれているのです、たぶん。もちろん敵キャラは仲間にする事が可能で、合体を繰り返して強くなっていきます。その際には全く違うキャラになってしまうのですが名前は変わらないので思い入れを持って育てる事ができます。

リトルマスター リトルマスター
(左)マップ画面。赤色が敵ユニット (右)戦闘画面。敵も魅力。右がシリーズ皆勤のミノタウロスのモーモー

キャラの魅力は戦闘時に集約されています。戦闘画面は1対1の横画面で、もちろんアニメーションします。その動きがこのシリーズ最大の見せ場となってるんですね。モンスターの動きの愛嬌さとユニークさが、私が長年ファンを続けている最大の理由です。顔色の悪い豚畜生が短い剣をちょいちょい振ったり、サボテンマンがマラカスをぶん投げたり、骨野郎が頭でボーリングしてきたり、目つきの悪いワニが口から変なものを吐いたりという具合です。

戦闘では攻撃や防御に合わせてボタンを押すとダメージ変化があったりして退屈させないシステム。難易度は易しめながら、マップも多彩で程よく頭も使うところがだらけない要因でしょうか。

でも売れてないんでしょうね。地味ですし。徳間書店関連の雑誌では特集組まれたんですけどね(笑)[05/4/15]

inserted by FC2 system