機種別オススメ タイトル
ゲームボーイアドバンス あ~た
*ASTRO BOY鉄腕アトム アトムハートの秘密 [セガ/ヒットメーカー/トレジャー ACT]
アドバンス ガーディアンヒーローズ [トレジャー ACT]
*逆転裁判 [カプコン 法廷ADV]
Samurai Evolution 桜国ガイスト [エニックス/TeaSet/TAMTAM RPG]
ザ ピンボール オブ ザ デッド [セガ/ワウエンターテイメント ピンボール]
*スクリューブレイカー轟振どりるれろ [任天堂/ゲームフリーク ACT]
追加予定 *ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし [任天堂/カプコン ACRPG]
Dr.マリオ&パネルでポン [任天堂/インテリジェントシステムズ PZL]
ASTRO BOY鉄腕アトム アトムハートの秘密 [セガ/ヒットメーカー/トレジャー ACT]
アトムのアクションが多くて、敵をなぎ倒す爽快感に満ちたゲームです。
アトムのアクションを楽しむゲームですので、ハッキリ言ってステージ自体は単純なもんです。起伏もたいしてありませんし、ギミックも数えるくらい。そんなステージでたくさん出てくる敵をなぎ倒して進む。敵の出現も単調ですが、気になりません。敵が拡大縮小の使いまわしだろうが、気になりません。むしろ簡単なステージ構成は何回も遊ぶストーリーシステムとも相性が良い。
シューティング面もいくつかあって、ここではさらに気持ちよい立ち回りが可能。ジェット(=ダッシュ。ジェット中は無敵)を駆使してビュンビュン飛び回りフィンガービームで攻撃して敵を倒す。初めはアトムが大きく感じられ、敵や敵弾に当たりまくりですが、ジェットを駆使できるようになると途端に楽しさ倍増。一般のSTGでいうレーザーやボムに相当するもの有り(LRボタン)、こちらは回数が限られているものの、敵を倒すと使用回数が回復していきます。リクエストするならば、敵弾をもっと見やすくしてほしかったことと、アトムの通常攻撃をビームではなく弾系の武器にしてほしかったことくらい。
ストーリーは手塚キャラを上手く使っていて印象深いものでした。ちなみに僕は「ブラックジャック」と「火の鳥」を始め、手塚作品をいくつか持っているので、知っているキャラが絡んでくるとやはり嬉しいものです。
選べる難易度は"簡単"と"難しい"のみで、"難しい"でも数日でクリアできました。トレジャーにしては簡単なゲームでしょう。このゲームは操作して楽しいアクションなので、ロックマンのような緻密なアクションとはまた違う面白さ。控えめの難易度だからこそ、アトムというキャラが際立つのかもしれません。
[04/12/29]
アドバンス ガーディアンヒーローズ [トレジャー ACT]
メインモードは「ファイナルファイト」のようにベルトスクロールステージを能力アップしながら進んでいくゲーム。おまけで対戦モードがあるといった感じです。ゲームの緻密さを求めると辛いものがありますが、バシバシ倒していくのが楽しい。
基本は打撃でバシバシやっていくのですが、魔法も1キャラで数種類あり、打撃か魔法のどちらを重視して能力をアップしていくかがおもしろい。使用キャラも多いうえに、キャラによってこのバランスが違うので、こだわると長く楽しめます。このゲームにはカウンターシステムが有り、相手の攻撃に合わせてカウンターボタンを押すと、相手が止まり反撃チャンスができます。基本的にカウンターさえしっかりできるようになればたいがいは大丈夫でしょう。
まぁ不満もたくさんあります。難易度の一定していないステージ構成(序盤が苦しいかも)、処理落ち、単調な展開、よくわらないストーリー。でもこのゲームの醍醐味はキャラを操ること。キャラのアクションが豊富で楽しく操作していくうちにキャラ数もどんどん増えていって、気づけば長く遊んでいたソフトでした。
[04/11]
逆転裁判 [カプコン 法廷ADV]
法廷というおかたい題材なのにキャラクターがすごく個性的で、掛け合いも軽く、入りやすい。容疑者に「異義あり!」と突っ込み、裁判所内が静まる瞬間はもう快感。ストーリーもシリーズを通しての本筋と他の短編とのバランスが丁度良い。
小さな矛盾を見つけて突きつけ、そこから被告人の主張をくずしていく。もう、その時の被告人の顔ったらありえないくらい豹変しちゃって、それがたまらんほど快感なわけですよ。それがまたやらされてる感が皆無で、自分でやってやったという快感が湧き出てくるという、ゼルダみたいな達成感がもだえるくらい気持ちいい!
こういったゲームの最大の弱点「コマンド総当たりでどうにかなる」というのがありますが、弁護では違った選択肢を選ぶと守るべき被告人が徐々に劣勢になっていく、というペナルティでカバーしてあって緊迫感あり。まぁ、どこでもセーブできるので、どうにかなるといえばそうなんですけど。そこはプレイヤー次第。全体的にプレイヤーを能動的にゲームを楽しまそうという感じが好感持てます。
[04/7]
Samurai Evolution 桜国ガイスト [エニックス/TeaSet/TAMTAM RPG]
ゲーム説明としては、ポケモンの亜流、で終わるのですが、本作ならではの魅力もたくさんあります。
まず、世界観はタイトルにサムライと出ているのですから和風なんですが、現代風にアレンジされていて独自の和風テイストを出すのに成功しています。一番の違いはストーリー性が高いということ。簡単にいうと、世界を救うのが目的です。ポケモンでの主役はポケモンであり、桜国ガイストでの主役はあくまで主人公です。
次に戦闘システム。桜国ガイストはポケモン的なシステムなのですが、モンスターはエクスと呼ばれ、侍(ポケモンでいうトレーナー)の武器として扱い、武器時の呼び方を刃(ヤイバ)といいます。ポケモンのように刃にはHPがあり、刃を倒すと次の刃と交代か戦闘終了、ですが、武器として扱っていることで侍自身にもダメージ要素があるので、戦闘勝利条件は、刃を全て倒すか侍を倒すかの2通りあり、状況により戦略を変えられるのが奥深い。そして秀逸なシステムとして"同調率"というゲージが攻撃することで溜まっていき、このゲージが溜まらないと強い技が使えないので、必然的に強い敵にしか使えないようになっています。戦闘画面は1対1のサイドビューで、必殺技等の演出はかなり凝っていて格好良い。
(左)モンスターから変化したエクスが武器。 (右)必殺技のカットイン…凛々しい。ちなみにデフォルト名は「カグヤ」。
ボリューム的にも満足で、長く遊べる要素としてヒミツ手帳というものがあり、これはまばらな情報を元に各地の謎を解いていくものですが、ストーリーとは関係がなく、数が多いのとそこそこの難易度で頭を使うものがあるので長く楽しめます。
私的にはエクスのデザインはポケモンより好きですが、色違いがちらほらと見受けられてちょっと手抜き感が。さらにデザイナーは複数人らしく、可愛いのもいれば格好良いのもいるといった感じです。ちなみに主人公は男女から選べますが、私はもちろん女の子を使用。やはり戦闘にかけるモチベーションが違います。
[05/1/30]
ザ ピンボール オブ ザ デッド [セガ/ワウエンターテイメント ピンボール]
弾ではなく玉でゾンビ共をぶっ倒しまくるという、ザハウスオブザデッドとピンボールのコラボというセガらしいバカゲー。
GBAとしては無駄に美麗なグラフィックで、ゾンビらしさ、ボス戦、音楽など、雰囲気はかなり再現されてます。とにかく、玉があたると体液(赤、青、緑から選択可能)をぶちまけて散っていくゾンビたちが脆くてサイコー。
(左)緑の体液が眩しい。赤にするとリアルでなんとなくイヤ。 (右)台は3つあって飽きにくい。
ゾンビの悲鳴を聞きながらひたすら玉をはじきまっているうちにいつしかトリップし、ハイスコアやギミック狙いなんかじゃなくて、もうちっちゃなゾンビを弄んでいる状態に。また、ギミックが多数用意されていてやりこみにも耐えうる仕様、なんですが、このギミックの出現方法が若干面倒くさい。同じ箇所に玉を何回も入れなくてはならないのに、狙って入れるのがけっこう難しいです。これはもうちょっと簡単でもよかったかも。そしてボス戦。単純ですが、やっぱりボスを撃破した時の気持ちよさは、単調になりがちなピンボールのアクセントととして必要不可欠。ボス登場前のカットもけっこう力作。
今まででたピンボールとは一味違う暴力の味がなんともクセになる一品です。若干暗いグラフィックが見難くなってしまっているので画面が明るいSPでのプレイをおすすめ
[05/1/30]
スクリューブレイカー轟振どりるれろ [任天堂/ゲームフリーク ACT]
「ゲームに振動は必要か否か」、たまに見かける話のネタですが、、、絶対いるからっ!広末涼子が「しびれる~っ!」ってアーウィンを飛ばした時にもう答えは決まってんの!とは言っても、広末涼子の可愛さを知らない可哀そうな2000年代生まれゲーマーの為に、このタイトルを紹介したい、スクリューブレイカー”轟振”どりるれろ!
GBAに振動機能はない、それならカートリッジに組み込めば解決。そこまでして振動させる理由は?、、、だってドリルですから。ドリルを回したら振動する、所謂「コーラ飲んだらゲップする」並みに当たり前なことなんですから。
本作はヒロイン「くるり」が2足歩行掘削機「ラセンダー8」に乗り、ドリルで道を切り開く、いや削り開く、パズル要素の強い2DACTゲームです。ドリルで障害物を破壊し、敵を蹴散らす。Rでドリルが回転、Lで逆回転、ラセンダー8の歩みはガションガションと重いのに、ドリルアクションによって左右へ上へもギュンギュン進める。ドリルだけでもテンションが上がるのに音楽も非常にノリが良い。ステージ毎に、ドリルを3段階パワーアップさせるのですが、パワーアップ時にはドリルを回せと言わんばかりの流れるような勢いのある曲に切り替わり、テンションの回転数をさらにアップさせる。ドリルをメインに据えながらも携帯機らしいコンパクトなゲーム性にまとめ、しかし振動というギミックを外さなかった心意気。振動を愛するゲーマー全てに遊んでほしいタイトル。そして振動不要派に本作を突き付けてやろうではないですか!
(左)主人公くるり、メカ好き、元気っ娘。 (右)ギュイーンとブロックを破壊する勢いで空中移動。
ドリルがレベルアップ!この演出を見たいが為に遊んでしまう。
ただ、発売はGBA末期、あまり売れなかったらしい。キャラクターは丸くて可愛いけど、パッケージは若干地味化もしれない。そして、タイトルが悪いと思う。長い。「どりるれろ」だけで良かったんじゃないか。おそらくドリルのテンションが高じてごてごて付けたくなったんでしょうね、だってドリルですから。
[2018/3/2]
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし [任天堂/カプコン ACRPG]
Dr.マリオ&パネルでポン [任天堂/インテリジェントシステムズ PZL]
とにかくコストパフォーマンスが高い!内容盛りだくさんで2000円ですよ。ゲーセン20回分で何百回も楽しめるんですから、これは買いです!
Dr.マリオはCPUとの対戦モードなんかも入っていて大満足。もちろんパネポンにもありますよ。 パネポンのほうはGBシリーズでは3作目になりますね。前2作はヨッシー(GB)とポケモン(GBC)とのコラボ。任天堂もけっこうプッシュしてるのに、なぜパネポンはメジャーになれないのか、、、。
スーファミではなにげに萌えキャラだったパネポンにキャラがいないことだけが本作の残念な点です。
[05/10/1]
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