「鉄拳4スティック、ドリキャス化 第二回」 [08/4/13]
さて、鉄拳4スティックドリキャス化、第二回ということで、第一回でほったらかしになっていたビジュアルメモリ(以下:ビメモ)をどうにかしたいと思います。 と、その前に、ボタンにもう一度注目です。DCステのボタンはT4ステのボタンよりも直径が小さく、T4ステに取り付けるとガタガタになり、浮いたりしてしまいます。 そこでボタンの周り数ヶ所に両面テープを貼り付けてガタつきを抑えました。これで全くボタンも動かなくなり、ビメモ以外は快適。 で、そのビメモですが、スティック本体の下側の中央から差せるように基板を内部で固定することにしました。ビメモの向きが上下逆になって、ビメモ液晶を使ったゲームは見辛くなってしまいますが、ここしかスペースがないのでしょうがないですね。そもそも最近はもっぱら4Xを使っているので問題無し。
今回そろえたものは、直径3mm高さ8mmの「ナット」と「ネジ」、それと「金属用両面テープ」、これはナットを固定するもの。これらを使い、基板の周りに開いている4つの穴を利用して固定します。 まず、基板を固定するための下準備。余計なものは削ります。
中央にあった裏ぶたネジ用のネジ穴を取ります。写真は参考に別のネジ穴。
中央のネジ穴をペンチでもぎ取りました。 この上に基板を乗っけます。
さっきのものを横から。真中に金属があったので絶縁テープで被せ、基板のハンダ等が邪魔にならないよう、出っ張り部分をこれまたもぎ取りました。
基板を置いてみて位置決めをしたら、ナットを貼り付ける部分に強力両面テープを貼り、ナットをくっつけます。 今回両面テープを使ったのは、これしか思いつかなかったから。
次に今回の最大の難所、ビメモ穴開通工事です。ヒートカッターなんてもの持ってないのでハンダゴテでむりやり穴を開けていきます。 まずは小さめに。
きったない穴が開きました。 溶かしてる最中にあからさまに危険な香りのする気体が出るので、外でやることをお勧めします。 ここからカッターと紙やすりで整えていきましょう。
けっこうキレイに開いたんじゃないですか?実はこの作業、2時間かかってます、、、。
さて、実際基板にビメモを取り付け、穴の具合を確かめたら基板を固定します。
ボルトはゆるめで構いません。あまり強く締めると両面テープがはがれる、かも。 後は基板に各線のコネクタを取り付け、裏蓋を閉めるだけ。
手前にかなり出っ張ってしまいましたが、まぁネコにさえ気をつければ大丈夫でしょう。
さぁ、動作確認ですよ。 piyoさんモニターで斑鳩!
良好です、完成! やっぱ縦シューは興奮する。
これで2つあったDCステが1つ減り、アーケードスティック置場のスペースが1個分空きました。DCステはでかいですからね、使わなきゃ邪魔者以外の何者でもありません。 とりあえずドリキャスのスティックはこれで満足。
PS系はナムコスティックに現役復帰してもらいましょうかね。
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