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「コントローラコンバータ 360」レビュー [2011/5/16]

今回はPSのコントローラーがXBOX360で使えるようになるコンバーター、コントローラコンバータ 360をご紹介しましょう!
まず僕がなぜコンバーターを必要したかというと、360でアーケードスティックを使いたかったからです。もちろん正規品がいくつも発売されていますのでそれらを買えって話なんですが、いかんせんお金と場所がありません。

特に場所。ハード毎にスティックを用意してたらこの狭い家の中ますますゲーム機器であふれてしまいます。
これまでは解決方法としてスティックの一元化をはかり、PSのナムコスティックをほぼ全ての機種に対応させてきました。360でも有線パッドの基板をのっとってナムコスティックを対応させようと試みたのですが、残念ながら失敗してしまったのです。
そんな困った時の頼もしいアイテムと言えば? そう、コンバーターです。
色々ネットで下調べをして、コントローラコンバータ360を購入したというわけです。

コントローラコンバータ360 コントローラコンバータ360
これが「コントローラコンバータ360」だ!

コントローラコンバータ360表 コントローラコンバータ360裏
パッケージ表と裏

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さて、今回のレビューで注目するのは 『使いやすさ』 『遅延』 の2つです。

使いやすさは「360の機能を損ねていない」「ボタン配置が不自然じゃないか」といった基本項目。
遅延はコンバーターと切り離せない問題でして、過去の経験上、ゲームに影響する遅延も珍しくありませんので使いやすさとともに重要項目なのです。

まずは注意点ですが、コンバータを使う際にはオフィシャル有線パッドを繋げる必要があります。
これはオフィシャルコントローラーに組み込まれているオフィシャルチップがないとハードに認識してもらえないからですね。
そしてもう一つ、繋げている有線パッドのボタンは効かなくなるということ。繋げた有線パッドで操作はもちろん電源を入れることもできなくなります。
ですので、電源をパッドで入れてからコンバーターを繋ぎなおすか、本体のスイッチで電源を直接入れるか、となります。僕は繋ぎなおすのが面倒なので本体で電源入れてます。

検証に使ったコントローラーは純正PS2アナログパッドとナムコスティック。
ソフトはバレットソウル、テストドライブアンリミテッドです。

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ボタンの対応はパッケージに載っていますが、一部載っていないものもあったので下にまとめました。

A -> ×
B -> ○
X -> □
Y -> △
LB -> L1
Lトリガー -> L2
RB -> L2
Rトリガー -> R2

左スティックボタン -> L3(左スティック押し込み)
右スティックボタン -> R3(右スティック押し込み)

BACK -> SELECT
START -> START
ガイドボタン -> コンバーター側面 (アナログ切り替えボタン)
コントローラコンバータ360
側面についているガイドボタン

○×△□ L1 R1 ボタンの感圧機能はおそらく関係ないようです。

ボタンについては両パッドのボタン配置をトレースするように対応されており、位置的には全く問題ありません。決定によく使うAが×っていう感覚がちょっと気持ち悪いですけどね。

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さて、まずは純正パッドです。
左右スティック、十字キー、左右スティックボタン含む各種ボタン、すべて動作しました。
いや、正確に言うと左スティックボタンは試せなかったのですが、TDU内で右スティックボタンのホーンが鳴ったので、おそらく左も問題ないでしょう。
そしてLRのトリガーにあたるL2とR2ですが、なんと感圧ボタンとしてアナログに対応しており、強く押すことでトリガーを再現しておりました!
スティックのアナログ具合も違和感ありませんし、十字キーについては、個人的にはPSパッドの十字キーは苦手なんですが、360パッドの十字キーがクソキーであるため、むしろ使いやすくなりましたね。いやほんと360の十字キーは失敗作ですよね。

唯一、ガイドボタンは割り当てが無くてコンバータ側面にあるのですが、実はアナログ切り替えボタンが対応していました。ですが、試したところ長押しが出来ないようで、押した長さに関わらず、メニュー画面がでてきて電源画面がでてきません。電源についてはコンバーター側面のボタンを使わないといけないようです。ここは少し面倒ですが、別にマイナスになるほどでもないですね。

次は、今回の発端であるアーケードスティックなんですが、パッドで問題無かったこともあってすんなりと動作してくれました。特に説明もいらないほど快適です。緊急回避、ナイスボム!

一番器具していた遅延についても、パッド・スティックともに感じず快適に反応してくれましたのでこちらも問題無し。僕はNAOMIのSTGなんかで若干遅延を感じていたのですが、少なくともそれらより遅延はありませんでした。

またパッケージにもあるとおり、レーシングコントローラーにも対応していて、コンバーターについているスイッチで切り替えるのですが、残念ながらレーシングコントローラーを持っていないので検証できませんでした。
コントローラコンバータ360
切り替えるスライドスイッチ

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結論として、文句なしのコンバータであります。
360パッドの全機能を満たしており、尚且つ安価であるため、予備の購入も考えたいレベルの逸品です。
しかも正規パッド基板をのっとるよりもコンパクトで見た目も良い。

最後にお約束ですが、本コンバータは非オフィシャルなアイテムですので、使用する際は全て自己責任のもとお使いください。
しかしながらこれがあるおかげで僕の360ライフはいっきに充実しました。
PSの周辺機器を使いたい、または対戦用に複数のコントローラを用意したい、そんな要望に完璧をもって答えてくれる本コンバータ、オススメせずにはいられないアイテムです。


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