ゲーム万場


ゲームのテレビCM 2011年
CM TOP

「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス/ハリソンPLAYする篇」SCE 2011/10/29(100万本)

出演/ハリソンフォード

前傾姿勢、真剣な表情でコントローラーを動かしながら、独り言を口走り、さらには口の端を上げ悔しがり、夢中にプレイするハリソンフォード氏。
ゲーム画面では貨物飛行機から落下する主人公。氏は「Wow!」と呟き、お手上げのポーズ。
画面いっぱいに手書きの文字で「スゲェ。 ハリソン・フォード」と表示される。
ナレ「この冒険は全てのエンターテイメントを超えていく。アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」
「ゲームに嫉妬するなんて」のテロップとともに、氏が「スゲェ」と呟き、ソファにもたれる。

ハリソンフォード氏が出演して話題となっているCM。
この配役はもちろん、アンチャーテッドがインディージョーンズにインスパイアされているからですね。
それにしても、氏がコントローラーを激しく動かして四苦八苦しつつゲームをプレイしている姿は新鮮です。
以前よりゲームは色々な意味で映画(演出表現、マーケット規模、社会的地位 等)を目指してきました。このCMでの、映画(ハリソンフォード氏)がゲーム(アンチャーテッド)に嫉妬するという演出により、ゲームが映画を超えたというストレートな自信が前面にでてますね。
「ジャストダンスWii」任天堂 2011/10/11(100万本)

AKB48のヘビーローテーションをゲーム画面で踊るダンサーを真似してキャッキャウフフと踊る女の子4人。

DSの「応援団」とは違い、ほとんどがミュージシャン本人の歌声ということだけでもポイントが高い。
それにしてもこれ、楽しそうですよねぇ、、、この中に加わりたい、せめて後ろで見てたい。
これでネット配信で曲を追加できれば言うことないんですが、さすがに無理か。

「ドラゴンクエスト I・II・III/レベルアップ家族篇」スクエニ 2011/9/18 (99レベル)

元気良く玄関を空けて入ってくる子供。手には答案用紙。
子供「ママ、100点!」 テレテテッテッテッテ〜♪ ドラクエお馴染みのレベルアップファンファーレが鳴る。
ママがキッチンでホットケーキを焼いている。フライパンをふってホットケーキを華麗に裏返す。
ママ「ほっ、できた〜!」 テレテテッテッテッテ〜♪
アイスキャンディーを食べながらゲームプレイ中のパパ。アイスキャンデーの棒くじは「当たり」
パパ「あっ!当たった〜!」 テレテテッテッテッテ〜♪
「勇者復刻、ドラゴンクエストI・II・III」

ドラクエといえばこのレベルアップ時のファンファーレ。
子供の頃、僕の周りではこの擬音はテレテテッテッテッテ〜♪だったんですけど、どうやら各所でいろいろな擬音があるみいですね。
軽快で明るく、懐かしくも冒険心が鼓舞されるような、タイトルテーマと並ぶドラクエを象徴する音、これがないとドラクエじゃない。
これ聞くと遊びたくなるから不思議。



「みんなのリズム天国/はじめて篇」任天堂 2011/7/10 (30万ノリ)

出演/松岡修三

真剣な顔の松岡さんが子供二人にリズム天国のプレイ方法を教わっている。
子供1が松岡さんのリモコンに手を添えながら「aを押すんです」、と松岡さんを指導する。
子供1&2「ペケペケペケですか?ッ!ハイッ!」とリズムを取る。
(子供は覆面レスラーにインタビューするリポーターの役割)
子供のリズムに合わせて体でリズムを取りaボタンを押す松岡さん。
ゲーム画面では記者会見中のレスラーがリズムを取って頷くと同時にカメラのフラッシュ。
子供1「そう、今ので正解!」
子供1&2がさらに「ペケペケペケですかッ!ハイッ!」、また成功。
松岡「合ってる!」とガッツポーズ、子供も喜ぶ「オッケ、今のリズムOK!」、終始真剣な松岡氏。
子供1「次、後もう一つ」と松岡氏を促す。
松岡「もう一つ?」
子供1&2「こっち見てー!」
ゲーム画面ではレスラーがリポーターに顔を向け失敗。
子供1「いや、うんでどっち(aとb?)も一緒に押すんです」
子供1&2「こっち見てー!」、力をこめてボタンを押す松岡氏。
(今度は子供はレスラーを撮るカメラマンの役割)
レスラーが正面(カメラマン)のほうを向きポーズをとる、と同時にたくさんのカメラのフラッシュ。それに合わせてポージングするレスラー。
子供1「そうです!」
ナレ「リズムに乗ってボタンを押すだけ、wii みんなのリズム天国」
最後は笑顔&ノリノリで「ヘイッヘイッ!」とプレイする松岡氏と子供たち。

子供たちにテニスを指導しているいつもとは立場が逆で、子供に指導して貰う立場の松岡さんですが、その顔はテニスと変わらず真剣そのもの。ノリの軽いリズム天国とその真剣な顔のミスマッチが見てて面白いつくりです。
最後にはコツを掴んだのか、笑顔で遊ぶ松岡さんの表情が非常にこのゲームのノリノリな楽しさを伝えてくれますね。
僕はアーケード(最初のGBAの後にアーケードに展開されている)でやったことがあるのですが、このゲームは本当にリズムに合わせてボタンを押すだけという即座にわかるゲーム性に加え、リズムをとる状況がどれもシュールながらもわかりやすいものなので、ポンポンと軽く連続でプレイしてしまう中毒性を持ってます。
そのゲーム性はWiiでも変わらないようなので、パーティゲームとしても良さそうです。



「007 ゴールデンアイ」任天堂 2011/6/18 (10万エージェント)

(P=プレイヤー)
ナレ「ゴールデンアイ007でサバイバル」
4人対戦中でゲーム画面は対戦用にモニターが4分割されている映像。
P1心の声「爆弾を仕掛けて・・・隠れとこ」 扉に爆弾をしかけ横の木箱の裏に隠れるP1。
P2心の声「こいつ(P1)、隠れてるつもりか? 全部見てたよ〜」 P1を後ろから狙うP2。
P3心の声「あいつ(P1)隠れ取る・・・お、もう一人(P2)おった!」 遠くからP1とP2を爆撃するP3、驚くP1とP2。
ナレ「相手の裏をかく心理戦、Wii ゴールデンアイ 007」 007でお馴染みのイントロが流れる。
P4「皆どこおんの?え?爆弾?」扉を開けたら爆発に巻き込まれるP4、その横でニヤッと笑うP3。

FPSでの心理戦をフィーチャーしたこの構成は、このゲームの醍醐味をダイレクトに表していて対戦ゲームとしての実力が存分に伝わってきますね。
ただし、各プレイヤーのゲーム画面がアップになる場面の映像が粗すぎるのはどうかと。細かいところがジャギジャギでこれではまるでN64版のようですよ。百歩譲ってもPS2以下。
4分割した画面をアップで映すんですからそうなるのはわかるんですけど、それをわからない人が見たら購買欲無くすレベル。FPSというジャンルは特に注目される箇所だと思うのですが。
ちなみにもう一つのバージョンはゲーム画面中心のもの。
Wiiザッパーにも対応してるんですから、ジェームズボンドになりきったプレイ映像とかあっても面白かったと思いますがどうでしょう。



「パイロットウイングスリゾート」任天堂 2011/4/9 (6万飛行)

出演/麒麟・川島
プレイ中の川島さんのプレイ映像が流れる。
上空でロケットベルトが外れ、ムササビに。
川島「なんやこれ!」
そのまま滑空して落ちて行く。
川島「うわうわうわっうわ、なに?どうなってんの?」
どんどん落ちて行く。
川島「いやいやいやいやいや、うわっ!ムササビや!」
川島「風を全身で浴びながら、これは気もち良い」
驚いてたものの笑顔になっていく川島さん。
川島「うおぉーおー、おーぃ!、ムササビ〜!」
川島「これやりたいな、ちょっと。」
場所は変わって実際の飛行場
ムササビの着ぐるみ姿の川島さん。
スタッフ「川島さん、じゃぁ飛んでみましょう!」
川島さんムササビの膜をひらひらさせながら、「ちょっとこれ無理でしょ」

川島さんの落ち着いた低い声で、驚きから上機嫌になっていく変わり様を聞かされるとこれはプレイしたくなる!
こういった3Dと相性の良さそうなタイトルでもCMでは伝えられないのがちょっと残念ですね。

「侍道4」スパイク 2011/3/3(5万本)

出演/JOY

ナレ「幕末に攘夷の風が吹き始めた」
舞台は人が賑わう町、「幕末 攘夷」
民衆の一人が「攘夷!攘夷!」と周りの町人を煽り、それに合わせて町人も大声で三唱する。
「攘夷!攘夷!攘夷!・・・」と繰り返される中にJOYが通りがかり、「攘夷!攘夷!JOYだ!」とJOYの驚き顔アップ。
ナレ「君だけの幕末をエンジョイ! 侍道3 3月3日発売!」
JOY「俺ここに居て大丈夫?」と最後に一言。

もとより幕末は人気のある時代ですが昨年の坂本龍馬人気もあり、やや遅れ気味とはいえ流れに乗った時代設定ですね。
ただギャグ的な一発ネタなんでそれほどインパクトはない。ゲームのグラフィックも見栄えするものではないので、こういうネタに走ったようにも感じました。


「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」カプコン 2011/2/1 (100万コラボ)

出演/高橋愛

涙をこぼす高橋さんの表情のアップと「ヒーロー なんて いない。」の文字。
高橋愛「この世界に、ヒーローなんて・・・」
勢いあるナレ「いる!いる!いる!いるさーーーー!!」
リュウの顔アップから、スパイダーマン、モリガン、キャプテンアメリカ、ダンテ、ウルバリンが続く。
キャラクターが闘っているゲーム画面から全キャラの絵とロゴ。
ナレ「MARVEL VS. CAPCOM 3!」
最後に晴れやかな表情の高橋さんのアップで「いた!」

かっこ良いいいぃぃっ!ヒーロー格好良い!っていうか高橋愛さんのヒーローになりたいっ!・・・そんなこと言いたくなるくらい格好良いよね、これ。
キャラの見た目とエフェクトなんかの演出がトゥーンシェイドでもリアルでもなく、まさしくアメコミを彷彿とさせる今までとは一線を画し、新たなヒーローを感じさせるゲーム画面。
やっぱりカプコンのグラフィックセンスって凄いと思う。グラフィックをリアル路線以外で驚かせてくれるのはいつもカプコン、次点で任天堂とセガかな?

公式サイト CM見れます


「THE LAST STORY/TVCM3」任天堂 2011/1/23 (30万話)

出演/ロンドンブーツ 亮、オリエンタルラジオ、アジアン 馬場園、野生爆弾

ナレ「任天堂からのお知らせです。」「ギャザリング」 白地に黒文字だけの映像に同文句のナレが入る。
「オラオラオラオラ〜、僕たち、悪者だよ」 オリエンタルラジオ、野生爆弾が赤の全身タイツ姿で、青の全身タイツ+スカートの馬場園を追い詰める。
「助けて〜!」馬場園が叫ぶと、奥からこれまた全身青タイツのロンブー 亮が現れる。
「まずい、僕が注意を引き付けないと」と、右の手の甲を赤タイツ達の後ろからかざす。
「ギャザリング!」と唱えると手の甲から光の線が出現。
光の線が当たった赤タイツ達は「体が勝手に・・・」「なんでだ?目が離せない!」と亮に向かって振り向き歩き出す。
亮「これがギャザリングだ!」
「この隙に!」 馬場園が後ろから手に持ったハリセンでバシバシーンと赤タイツ達を倒していく。
ナレ&ゲーム映像「敵の注意を引き付け、仲間と連携する、ギャザリング、Wii ラストストーリー」

最初はいつもの任天堂CMのナレーションなのに、出演はお笑い芸人。
違和感のある構成なんですが、任天堂のゲームであるということと、ゲーム性の売りを見せるという意味ではとてもわかりやすいCMなのかなと。
そして出演者ですが、地味なロンブーの亮をギャザリング役にすることで、ギャザリングを使えば地味な人でも注意をひくことができる、というギャップを狙ってるんでしょうか。


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