ゲーム万場


ゲームのテレビCM 2010年
CM TOP

「ドンキーコングリターンズ/スーパードンキーコングが新しくなってWiiに帰ってくる篇」任天堂 10/12/7(20万房)

スーファミにカセットをしっかりと差込まれ、ブラウン管には懐かしいスーパードンキーコングのプレイ映像。
スーファミパッドで操作され、ドンキーが画面内をトロッコ、タル、サイ等で暴れまわる。
するといきなり「新しくなってWiiで帰ってくる」とテロップ、同時に「スーパードンキーコングが新しくなってWiiに帰ってくる」とナレーション。
ドンキーとディディーが勢いよく登場し、「ウホー!」と遠吠え、胸をドコドコ打ち鳴らす。

当時はスーファミの限界を突破した美麗な画面に釘付けになったもんですが、今見てもきれい。
今作はギミックの大幅強化と豪快なプレイ感覚が強調されているのが他のCMでわかりますね。2Dアクションゲームとしてはマリオよりも面白そう。
「ダンガンロンパ」スパイク 10/11/24(5万論破)

女の子「ちょっと待ってよ!」
思考する女の子、背後で交錯するキーワード郡。
女の子の前を「こっそり部屋を抜け出して」というキーワードが横切る。
女の子「矛盾してる!」砕け散るキーワード郡。
そこにマスコットキャラ(?)の強面の熊(声:大山のぶ代)がでかでかと登場し、
「盛り上がってきちゃったね!」
「矛盾を打ちぬけ!ロンパしろ! ダンガンロンパ!」

とりあえず大山のぶ代さんの声で惹きつけられてしまった。まんまドラえもんの喋り方。
タイトルはダンガンロンパ=弾丸論破、ということらしい。
オフィシャルサイトによると、「学級裁判の中で相手の矛盾を論破し、殺人事件お犯人を暴いていくゲーム」とあります。
ダンガンというイメージから、矢継ぎ早に口論を交わすゲームなんでしょうか。こういうジャンルでスピード感をどうだしていくのか気になる。

「ラジアントヒストリア」アトラス 10/11/3(30万フラグ)

家系図のように、ゲーム分岐点が表現された系図が上から下へと枝分かれして出来上がっていく。
「その歴史をやり直すことを出来たなら」
系図をたどる光は行き詰る度に上に戻って違う道を探っていく。
「死亡フラグをへし折るRPG、ラジアントヒストリア」

そもそも死亡フラグという意味を知っているのが前提らしい。アトラスは相変わらずゲーマー向けメーカーのようで頼もしい。
CMを見た限りでは時間軸を行き来して正解を導き出す感じになっているのでしょうか。
死亡フラグをへし折るRPGという語感も耳に新しく、なかなか興味をそそるCM。
「デッドライジング2/通販編」カプコン 10/10/3(ゾンビ50万体)

アメリカンな通販番組で、これまたお決まりリアクションなアメリカン男女ペアがデッドライジング2を通販紹介。
男「どうしたんだい!ナンシー?」大げさな身振りでナンシーの首の傷を心配する男。
ナンシー「ゾンビに噛まれちゃって〜!」手で噛まれるアクション、なぜか得意気。
男「そんな時にはこれ!」オーバーリアクションで視聴者に向かって指差す。
コンボ武器(カヌーのオールの両端にチェーンソーが付いている)を構える主人公。武器を振り回し、ゾンビをガンガン倒して進む。
ナンシー「これならどんどん倒せちゃう!」
ノリノリに腕を回し踊る男とナンシー。
最後は二人並んでパッケージを持ってアピール、なのだが、ナンシーはゾンビと化している。
男は驚きつつも接客スマイル。

発売は先週ですが。
デッドライジング2のCMはけっこう種類があってTV露出も高いのですが、僕はこのCMが一番好き。デッドライジングらしいバカノリ全開で怖くないゾンビを演出している。
ステレオ的なアメリカン通販番組=明るく勢いよく大雑把、そんなノリでゾンビを倒せるゲーム、まさしく好マッチングな組み合わせ。
ただナンシーといえばタイトーチェイスHQを思い浮かべるのは僕だけじゃないはず。

「ポケモン ブラック ホワイト/一緒に遊ぶポケモン」任天堂 10/9/14(300本)

出演/原田泰造(ネプチューン)
少年と二入でDSiLLでポケモンをプレイしながら。
泰造「お父さんとかさ、お母さんがポケモン詳しいと嬉しい?」
少年「嬉しいです。ママ育て屋なんです。」
泰造「ママ育て屋?」
少年「育て屋」
泰造「学校言って帰って来てたらレベル上がってたり?」
少年「上がってたりします。」
泰造「上がってんの?」
少年「はい。」
泰造「すごいなママ。」驚く泰三。
少年「一人だけでやってると、ちょっとなんか、色んな人と協力してやるほうがなんか・・・」手振りを交えて力説。
泰造「あぁ、そういうことなのね。タッグを組んで育ててるってこと?」
少年「あ、なんかそんな感じ。」
ナレ「ポケットモンスター ブラック ホワイト」
泰造「俺一人ぼっちで戦ってたよ・・・。」寂しそうな泰造。
少年「そうなんですか・・・。」きまずそうな少年。

これは・・・、親が育て屋とか。それをタッグで育ててるとか。
こう言っちゃなんですが、洗脳CMの臭いがぷんぷんしますよ。
今までと作風が違いすぎるけど、これほんとに任天堂のCMか?
「メトロイド Other M」任天堂 10/8/24(20万本)

まずファミコン版初代メトロイドのタイトル画面と曲で始まる。
ファミコン版のプレイ画面と、ファミコンのコントローラーを操作するプレイヤーの腕が映される。
ナレ「ファミコンのメトロイドが・・・」
ここでファミコン版サムスがジャンプするとそれが拡大され、クルクルッとWii版サムスに変身。
サムスは回し蹴りと羽交い絞めからのショット敵を華麗にふっ飛ばす。
今度はWiiリモコンを横持ちにしたプレイヤーの腕がWii版の画面と共に映される。モーフボールになったり、走りながらショットで他方向の敵を倒したり。使っているボタンは十字と1、2だけ。
ナレ「最新技術のファミコンゲーム」
次にWiiリモコンを縦に持ち直し、画面は一人称視点に。ポインタで狙いをつけ、ショットを発射。
ナレ「メトロイド アザーM」
最後に「メトロイド、オモロイド」と懐かしいキャッチコピーが。

最初のサムスの戦闘シーンが格好良い。今までのメトロイドでは考えられない軽快なアクション。ここらへんがチームニンジャしてますね。
ただ、僕なんかは任天堂サイトなどで本作のコンセプトが「最新技術を使ったファミコンゲームを作る」であり、3Dで構築された2Dゲームということは知っていますが、果たしてこのCMでどのくらい伝わっているでしょうか。
最後のキャッチコピーは「こんだけ格好良いのダジャレかよ」と、今だからこそ更なるインパクトがあって良い!

「モッドネーション 無限のカート王国/サンドバック篇」SCE 10/7/27(30万本)

出演/ムック、ガチャピン
薄暗い地下でサンドバックを無我夢中に殴り蹴るムック。右ストレートでサンドバックの鎖がちぎれ吹っ飛ぶ。
それをムックが掴みあげると、サンドバックにはガチャピンの似顔絵張り紙が。
ナレ&文字「ムックが ガチャピンに 宣戦布告!」
ナレ「決戦の舞台は モッドネーション!」

ムックとガチャピンの関係がダイレクトに伝わる面白い構成であります。
最初TVで見たときはなにかと思ったもんですが、あれですね、親友兼ライバル、と見せかけて実は心の中では、ってやつですねわかります。
「熱くなる篇」ではムックとガチャピンがお互いに殴り合う過激映像となっております。
ゲーム内容はマリカー、に見える。
「テトリス パーティ プレミアム」ハドソン 10/7/20(30万テトラミノ)

出演/優木まおみ
BGM/コロブチカ(ロシア民謡、テトリスでお馴染みのBGM)の替歌
歌詞「テトリス 寝る前 一回だけよと やりはじめてみたけ〜れ〜ど〜♪」
ソファでマッサージをしている優木まおみさん、ふと横に置いてあるDSとテトリスに手を伸ばし、イヤホンつけてプレイ。
Iテトラミノ4列消しでご満悦、そのまま朝に。
歌詞「結局 朝までやめられないまま 自分のお仕事忘れてる〜♪」
するとマネージャーが優木まおみさんの襟首をつかみ、慌てて仕事場に電話で謝罪しながら連れ出す。
部屋のテレビ画面に映っているトーク番組(徹子の部屋風)では優木まおみさん不在で司会者が憤慨気味。

テトリスの中毒性を、お馴染みのあのメロディに歌詞をのせてコミカルに仕上げたナイスCM。
僕もGBテトリスにはほんとお世話になりましたよ。
Iテトラミノ(棒のやつ)がきたときに備えて一列空けて積んでいたのにSとZがきたときの期待外れ感といったら・・・。
「一騎当千 クロスインパクト」マーベラスエンターテイメント 10/4/23(3下乳)

キャラ1(名前がわからん)「一騎当千のゲームがPSポータブルに登場したよ!」
下乳丸見えのバトルがアニメで流れる。
テロップ「極限!爆乳インパクト」 合間に無数のゲーム画面。
キャラ2(名前がわからん)「極限のハイパーバトルに魂を揺さぶれ!」
同じく下乳見せまくり揺れまくりキャラ達のカットインが3キャラ。
キャラ1(名前がわからん)「一騎当千、クロスインパクト!」

やばい、爆乳ハイパーパトル、爆乳カラー写真、爆乳ムービー、爆乳めんこ、禁断の超爆乳技 etc...とにかく爆乳爆乳連呼しまくり。もうどこでもかしこも無駄に揺れてる。揺らしまくってる。
違う、絶対違う。乳の魅力が全然わかってない。バインバイン揺れてるだけで柔らかさのひとかけらもない。柔肌という美しい日本語を完全廃棄した乳なぞもはや乳ではない!完全に作り物。


ただ、一貫してるのはすごいと思う。読んだことないけど、こういう作品なんですかね?

「サカつくDS ワールドチャレンジ2010」セガ 10/4/13(30万本)

ファーストフード店のカウンター、女性店員が満面の笑顔で「ご注文をどうぞ!」とメニューを差し出す。
客がメニューを指差しながら、「えっと、Jリーグを1つ」
店員「ご一緒に、日本代表、ヨーロッパリーグ、各種通信も・・・」
客「っていうか、全部ください!」
店員「でしたらセットでこちらになります!」と、トレーに乗せたサカつくDSを差し出す。
ナレ「サッカーの全てがぎっしり!サカつくDS ワールドチャレンジ2010!」
「セガ!」店員がサカつくDSを手に取ると、その下にサガのロゴ。

良いですね、テンポが良い。詰め込みすぎず、でも出来る限りの情報をバリューセットにしたような良いCM。
商品に対する自信にあふれた店員、よだれをたらさんばかりに欲しがる客。特にこの客、ゲームに餓えていたころの昔の僕を思い起こしますよ。
僕としては馴染みの無いサッカーゲームですけど、若干やりたくなった。

「ガンダムアサルトサヴァイブ/宇宙世紀篇」バンナム 10/3/16(5万本)

歴代主人公パイロット達が入れ替わりながら「ガンダム!」と叫んでいく。
ゲーム画面では陸・宇宙で敵機と戦闘しているアクションが繰り広げられる。
ナレ「果てなく遊べるガンダムゲーム!ガンダムアサルトサヴァイブ!」

とにかく歴代ガンダムが総出撃しているであろうことがわかる構成、ではありますが、最近この手のガンダムゲームがたくさんリリースされてるんで、正直新鮮味は無い。
ゲーム画面を見る限り、単純な対戦モノではなさそうなので、そこらへんで差別化しているのかも。
「ゴッドイーター」バンナム 10/2/1(1万本)

「狩りは好きか?」
"狩"の文字が"り"を真っ二つにする。
「神のごとく速く、連続攻撃を繰り出す。」
モンスターを相手に素早い連続攻撃を仕掛ける。
「狩りはここまで進化した。ゴッドイーター。」でかいモンスターが吼える。
最後にPSP4台が出て、「友と狩れ!」

一見モンハンの亜流といった感じ。
ヨーロッパ的な世界観と速い連続攻撃で差別化を図ってるようです。
ただ「狩り」という言葉をプッシュするわりには、一般的な「狩り」というイメージじゃなくて、単純に戦闘をしているようにも見えてしまってるような。
「バイオハザード ザダークサイドクロニクルズ/臨場感篇」カプコン 10/1/12(50万本)

主演&曲:清春
薄暗い廃屋で清春さんがWiiリモコンを水平に構える。
清春さんが目線を移した床にはゾンビが這い、天井にはクリーチャーが忍び寄る。
そして柵を突き破ってゾンビが迫る。
ナレ「臨場感が、恐怖を加速させる」
最後に画面に向けてWiiリモコンを撃ち、タイトルロゴが出現。

どこか惹かれる格好良さと近寄りがたさのあるダークというイメージと、清春という影のあるイメージは合ってる感じ。
CMを見る限りではグラフィックも相当なものですし、CMの格好暗さと相まって演出面はかなり期待できそうです。カプコンくらいのもんですよね、ここまでWiiで見た目に力入れてるの。

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